まだ日常の生活が戻ってこない。学校も休校で生徒は誰も登校していない。
生徒たちもいつもと違った生活に落ち着かないのではないだろうか。
3月1日が卒業式だったが今思えば無事に終わっていて本当にホッとしている。
しかし卒業生たちも新しい生活を前に不安に思っているのかもしれない。
昨日停電で真っ暗な夜の時間を過ごした。ろうそくのほのかな光の中でぼんやりしながら
電気のありがたみ、平穏な生活であることのありがたみをかみしめた夜だった。
被災地は大変だ。こんな不安な夜をもっと厳しい条件で毎日過ごしているのだ。
そうしたところから距離を置いている我々ができることはこうした不自由を少し共有することしかない。
痛みを多くの人が少しずつ担うことが必要なのだと思う。
今日の新聞に「人間は美しい。人がひとである時は」というギリシャの言葉を引用した記事を見つけた。
「人である」
平時はみんなそうだけど、危機の迫った時にこそ「ひと」でいられるように、
どんなときでも、自分のことだけでなく他者のことも考えが及ぶような人間でありたい。
またそういう社会であってほしい。 この気持ちを自身の戒めとして忘れないようにしたい。